JR9VQトップページで以前に掲載したTopics

2016/06〜2017/05まで

メンバーズページを更新しました。(2017/05/31 updated)
メンテナンス部隊メンバーズページも更新を始めます(一般の方はご遠慮下さい)。このページにてメンテナンスに参加予定の方への連絡を逐次します。

ご利用時間遵守のお願い(2017/05/02 updated)
4/13に2017年04月10日以降のご利用時間のお知らせを更新しましたが、7/1までは完全に夏時間としたわけではありません。かねてより冬場の電源事情についてお知らせしているとおり、夏時間の発表まで厳しいことは当然で余裕を残しておかねばなりません。動いていれば使い放題というマナーの悪い方がありますが、苦労してお世話をしている人たちの気持ちも察してルールを守ってください。指定時間外に使われますと間違いなく大幅に電圧が下がってバッテリーを傷めます。緊急の場合以外はご利用時間帯を守ってください。

4/15 今年度アルペンルートの開通です(2017/04/15 updated)
今年も立山黒部アルペンルートの除雪が終了し、15日付けで開通です。美しい大自然と、もの凄い雪の壁・・・。お楽しみいただけます。但し、室堂から上はまったく気象条件が違います。まだ真冬の厳しい北アルプス死の世界です。しかも、今が一番激しい雪崩と気象条件のシーズンです。簡単に登れそうに見えても、1行程が時間単位に対して天気は秒単位で変わります。安易な行動は命にかかわりたくさんの方に迷惑をかけることがありますので、絶対になさらないようお願いします。

ご利用時間のお知らせ(2017/04/13 updated)
現在の2017年04月10日以降のご利用時間のお知らせを更新しました。

ついに雨になりました(2017/04/08 updated)
どんどん気温が上がって4/8ついに0℃を超えて雨になりました。これからは全層雪崩(底雪崩)が恐ろしい季節となります。スピードは遅いですが岩なども巻き込んで、大規模でもの凄いエネルギーの雪崩になます。しかし、このまま気温が下がってもし雪になれば今度はまた表層雪崩になることもあります。雄山、浄土山周辺ですらも十分警戒する必要があります。

このあとのご利用時間などのお知らせ(2017/04/02 updated)
このあとの2017年04月10日以降のご利用時間などのお知らせを更新しました。

表層雪崩は恐ろしい(2017/03/28 updated)
このページやライブカメラのページでも再三発信していますし昨年11月30日に室堂でも大きな事故が発生しましたが、今回の那須の悲惨な事故も十分予測できたと見られます。「雪が固まっている上に新雪が積もれば必ず表層雪崩が起きる」と言っても過言ではありません。たとえ10cm程度でも侮れず、30cmも積もればそのスピードは新幹線並みになりもの凄い破壊力になります。軽いので小さな丘をも超えてさらにその先へと向かいます。丘の上に建っている小屋も吹き飛ばします。今回の事故はこの恐ろしさを知らなかった「知識不足」も甚だしいでしょう。絶対に安易な気持ちで行動を取られませぬようご注意申し上げます。

このあとのご利用時間などのお知らせ(2017/04/02 updated)
このあとの2017年04月10日以降のご利用時間などのお知らせを更新しました。

表層雪崩は恐ろしい(2017/03/28 updated)
このページやライブカメラのページでも再三発信していますし昨年11月30日に室堂でも大きな事故が発生しましたが、今回の那須の悲惨な事故も十分予測できたと見られます。「雪が固まっている上に新雪が積もれば必ず表層雪崩が起きる」と言っても過言ではありません。たとえ10cm程度でも侮れず、30cmも積もればそのスピードは新幹線並みになりもの凄い破壊力になります。軽いので小さな丘をも超えてさらにその先へと向かいます。丘の上に建っている小屋も吹き飛ばします。今回の事故はこの恐ろしさを知らなかった「知識不足」も甚だしいでしょう。絶対に安易な気持ちで行動を取られませぬようご注意申し上げます。

立山黒部アルペンルートの除雪はほぼ順調なようです(2017/03/14 updated)
立山黒部アルペンルートの富山県側の除雪はほぼ順調に進んでおり、4/10には弥陀ヶ原まで、4/15には室堂まで開通を目標としています。もちろんその上は5月になってさえまだまだ危険な冬山です。立山山頂の雄山神社の開山式は7月1日です。頂上ではそれまでトイレも使えません。登れるようになっても環境保全のため携帯用を必ずご用意下さい。

立山噴火説から2年余り・・・(2017/03/02 updated)
筆者がこのコーナーで2015/01/23に立山噴火説という記事を掲載したことがありました。あれから2年余り。ようやく富山県でも1昨日動きがあったようです。ようやく・・ではありますが、議題に上るようになっただけでも素晴らしいでしょう。でも、残念ながら「すでにあの時に記載していたような話からあまり進んでいないなぁ」としか思えませんでした。「噴火は御嶽の数倍から10倍以上になることが予想される」そうなのですが、だとして「火口のすぐ近くの山小屋にシェルターを造る」ということだそうですが、御嶽の山小屋ではたったあれだけでひどいことになりました。そんなひどい噴火ならば火口のすぐそばではシェルターを造っても数千〜数万トンにもなる火の塊が降ってきたらひとたまりもありません。おもちゃの家を大の大人が踏みつぶすより簡単に埋まってしまいます。役所の考えることだなぁと思いましたが、筆者の考えとしては「いかに観測網をより充実して山体膨張・温度上昇などの兆候を素早く察知、告知しすぐ規制を行い避難をさせることと、即座に逃げることのできる急速な避難方法(ルート)をつくるか」しかないと思います。要するに理屈ではなくすぐに逃げるしかないです。皆さんはどう思われますか?
お願い:この記事はすぐに噴火が起きると申し上げるものではありません。どの山にも火山として危険は存在しますが常時認識が必要だと言うことです。

今年の雪は少なめ?(2017/03/01 updated)
いよいよ3月に入りました。今年は大雪というふれ込みでしたがライブカメラで見る状況からすると少なかった昨年よりさらに少ないように見えます。これも温暖化の影響は間違いなくあると思われます。しかし、3月になってからも降りますのでこのあとどうなるかは、予断を許さないかも知れません。下記のようにアルペンルートの開通予定が発表になりましたが、まだまだアルプスも高いところは6月頃まで厳冬です。安易な気持ちで登られませんようご注意申し上げます。

立山アルペンルートの除雪が始まりました(2017/02/26 updated)
立山黒部アルペンルートの富山県側入り口にあるケーブルカーの除雪が始まりました。室堂まで開通は4/15を目標としています。もちろんその上はまだまだ危険な冬山です。立山山頂の雄山神社の開山式は7月1日です。頂上ではそれまでトイレも使えません。登れるようになっても環境保全のため携帯用を必ずご用意下さい。

小寒(2017/01/05 updated)
1/5小寒を迎えました。とにかく気温が低いです。そして1/2頃からついにバッテリー電圧も11vを切ってしまいました。夜明けが早くなり始めるのは明日1/6の7:05から「ようやく」です。冬至時間帯も1/20までとしていますが、まだまだこれから1/20の大寒まで一番つらい状態かと思われます。今しばらくご了承下さい。

新年明けましておめでとうございます(2017/01/01 updated)
謹んで新春のお慶びを申し上げます。ありがとうございます。皆様のご支援によりまして、おかげをもちまして無事新年を迎えることができました。

 年末〜年始寒波(2016/12/29 updated)
クリスマスを過ぎ、一段落した後すぐに毎年この時期冬型の天気が続きます。今回もさほど強くはないようですが、期間が長くなると動けなくなりますので冬山にチャレンジなさる方は十分な準備と余裕を持つ心掛けが必要です。JR9VQは昨年新品からしていきなり受けたバッテリーのダメージがひどく、なかなか動作出来ない状態になってしまいましたので、頼るは別系統で動いている立山山頂ライブカメラと天気が回復してJR9VQが動き出すのを期待するのみです。でも立山山頂ライブカメラも、できる限り継続しますがいつ止まるかわかりません。動作しているときの情報は貴重です。カメラで視界がないときは自粛なさるべきと考えます。

 クリスマス寒波(2016/12/24 updated)
冬至を過ぎて毎年この時期寒波がやってまいります。今回はさほど強くはないようで平地では雨で、時々晴れ間があります。筋状の雲と言われる日本海の水蒸気に起因する雲が筋の部分に当たると雨または雪が激しく降りますが、薄い部分になると晴れもしくは曇りという落ち着いた天気になります。しかし絶えず風に流され雲は揺れていますので今いい天気と思っても、山では突然吹雪いてきますので十分な注意が必要です。来週後半〜お正月にはかなり強いものが来るようです。今日(12/24)はJR9VQもちゃんと動作していますが、昨年新品からしていきなり受けたバッテリーへのダメージが大きく、天気が回復して動き出しても悪天候が続くと電源電圧は下がる一方でまた止まってしまいます。ご了承下さい。

 冬至(2016/12/21 updated)
本日ついに冬至を迎えました。冬至というのに快晴に恵まれ、今日(12/21)は北アルプスは最高の絶景です。いいお天気が続くと電源状態が良くなるのですが、昨年の冬に受けたバッテリーへのダメージが大きく、悪天候が続くとまた止まってしまいます。来シーズンまでにはいろいろとしなければならない対策を考えています。

 まもなく冬至ですが(2016/12/19 updated)
北陸では悪天候が続いていましたが本日久々の快晴に恵まれ、北アルプスは最高の絶景になりました。立山山頂ライブカメラの画像も冷たく美しい死後の世界のような山々を撮しています。そして、本日(12/19)午後、JR9VQも久々に電源が入りました。しかし、受信感度がめちゃめちゃいいのですが、ダウンリンクがかなり弱く実効輻射電力で0.1Wをはるかに下回っている感じです。諸事情により「アンテナ」という状態で建っていないのでやむを得ないのかも知れません。来シーズンには正常な状態(所定の電力)に何とか戻したいと考えています。しばらくお待ち下さい。なお、現在(1/20まで)は冬至期間中です。動いてはいますがいつ停止するかわかりません。所定時間以外の使用はバッテリーに大きなダメージを与えますので、緊急時以外ご遠慮下さい。

 巨大落雷が都市を襲う?。(2016/12/06 updated)
北陸では悪天候が続いています。今朝(12/6)早くにも巨大雷がありました。でも、北陸ではこんな雷は常識です。温暖化とともに雷の規模(破壊力)もさらに大きくなっていきます。
でも、最近「えっ!何を今さら」と思うような雷被害の報道が取り上げられています。「電子機器に雷対策」は「常識」です。こんな議論が今頃に起きている方があり得ないことと感じます。JR9VQはちょうど高さからして「鉄板をも溶かすような巨大雷の巣」の真っ只中にあります。それでも30年前開局時に行った対策により無事故期間更新中です。それは、設備紹介の中で記載しているように、設備費の95%が落雷対策であり「導電率の悪い花崗岩質の頂上付近を巨大なファラデーゲージにするとともに、一点アースを行いそこに配線の出入り口を纏めて雷が入ることができないようにする」というとてつもない落雷対策(ノウハウ)があってこそ、この設備が維持できているからです。このノウハウがあれば報道されていたような被害程度ならば皆無に近くなるでしょう。(完全なゼロには出来ません)
「雷による被害は考えもしなかった」と仰る方々の多いのには驚かされます。「避雷器を入れればいい」という単純な考え方が紹介されていましたが、それも原理を理解した上で工事を行わないと思ったほどの効果は期待できません。建物ならば、山をファラデーゲージにするよりはるかに簡単にできます。電柱で架空電線を引くよりも地下埋設の方がはるかに被害は少ないでしょう。(それですら完全なゼロにはなりません) 今まで(いまも)行われてきた「電柱による架空配電」は、全くの無防備でようやくアレスターが付き始めたようですが、私たちの立場から見ると都市環境の悪化にもなりますし「手抜き」にしか見えません。いや、その意識すらなかったのでしょう。今や命すらも預かる電気についてもっと考えるべきではないでしょうか?

 今年の冬はここ数年とは全く違う。(2016/12/01 updated)
20日から悪天候が続いています。時々半日程度の晴れた日はあってもすぐに急変しライブカメラの着雪もなかなか取れません。
ところで、今年の冬はここ数年とは全く違うことがあります。だいたい9年毎に雪の多い年はあるのですが、今年もその9年に当たります。ただ、その全く違うのは、気象の関係者でもあまり触れられていませんが季節風の風向きがここ数年富山県やこの周辺では西南西で海上の水蒸気がアルプスにぶち当たる量が少なかったのです。ところが、今年(ここのところ)は北北西の風が非常に多く日本海の水蒸気をもろに運んできます。さらに、日本海の水温はかなり高く水蒸気量はもの凄く多くなっています。問題は寒気団がどの程度のものが来るかで、そのたくさんの水蒸気を冷やしきれなければ平地では雨、強烈に冷やせば豪雪と言うことになるでしょう。いずれにしても山ではもの凄い雪の量になることは想像に難くありません。できることなら、今年ばかりは冬山へのチャレンジは自粛していただきたいものです。

 大きな事故が起きてしまいました。(2016/11/30 updated)
ここのところ悪天候が続いて新雪が大量に積もりました。そして11/29ついに雄山に向かっていたパーティーが事故(雪崩)に巻き込まれ一人が亡くなりました。前途ある若い方が亡くなられるのは私たちにとっても非常に残念なことです。この時期の雄山を侮ってはなりません。文字通り厳しい北アルプスです。ライブカメラで見る山頂にはまだ常識では考えられない軽装で登っておられる方がありますが夏とは違います。
さらに新雪による雪崩のスピードは時速300Kmを越えるものもあり、その衝撃の激しさは建物でも破壊する力があります。まさに、雪による衝撃波であり原理は「津波」と全く同じです。相まって足元が柔らかいので逃げることなど不可能です。この日までずっーと雪が続き、さらに当日も降り続いていて積雪の状態は非常に不安定になっています。このようなときは「どこで雪崩が起きても当然」で絶対に登ってはいけません。視界が非常に悪かったので状況すらも把握できていなかったと思われます。予定の都合があったのかも知れませんが、取り止めるのも1つの勇気です。たくさんの方々にご迷惑をかけることにもなり、一方では雄山への登山のイメージダウンになりかねません。十分に心してください。

 立山黒部アルペンルートのシーズン終了(2016/11/29 updated)
立山黒部アルペンルートは11月30日をもちまして今シーズンを終了です。ご来場ありがとうございました。来シーズンもお待ちしております。これより人の気のない厳しい過酷な死と隣り合わせの冬山となります。晴れた日の、ライブカメラで見る山頂の景色はまさに冷たい死後の世界のように美しいですが、美しいからと簡単な気持ちでおいでにならないようにくれぐれもご忠告申し上げます。どうしても登られる方は、登山届けを出してお天気など条件を十分に確認・状況把握の上「覚悟」を持っておいでください。

 天候不良(2016/11/25 updated)
頂上では悪天候が続いており、電源の確保が困難になってきました。立山山頂ライブカメラの窓にもびっしり着雪したままで全く取れない状況が続いています。ご利用は「冬至時間帯」をお願いしておりますが、停電することがありますのでご了承、ご協力下さい。

 初冠雪(2016/11/02 updated)
ついに富山地方気象台から「立山に初冠雪」の発表がありました。既に10/9午後には初雪となりましたが、積雪はなく12日にようやく積雪がありました。しかし、富山地方気象台から目視できるほどではありませんでしたので初冠雪とはなりませんでした。11/01未明からの雪は11/02朝10:00前まで続き、これが雲が切れて見え始めたので初冠雪の発表となったものです。

 関東地区はひどい無法地帯ですね(2016/11/01 updated)
先日10/28東京・横浜へ出張に出かけました。434.12Mhzは全国でも唯一のJR9VQのアップリンク専用の周波数なのですが、これをハンディートランシーバでモニターしていると、相変わらず強烈なデジタル不法無線と見られる局や、業務用に使われているのが入感します。彼らは違反をしても捕まらないと高をくくっている様にさえ見受けられます。これらの不法無線がなくならないと正常なアマチュア無線となりません。国庫負担金としてそれらの取り締まり協力金として電波利用料はちゃんと払っているのですが・・・。関東では取り締まりきれないのでしょうか?「放置されている」とだけは思いたくありません。
ちなみに新幹線の大宮付近では、こんな弱い出力のJR9VQでもちゃんとハンディーに届いているんですね。次シーズンにはちゃんとしたアンテナになおしたいと思います。

 異常気象が続いている?(2016/10/26 updated)
もちろんこれまでに2度ばかり降ってその時だけ白くなりましたが、10/26現在立山山頂ライブカメラによると全く雪がありません。「ひどい暖冬」と言われた昨年の10/26でさえ積雪がありましたのにさらに雪が少ないです。急激な天候の変化で「降っては融け」を繰り返しているようです。「だから安全」と誤解をされている方はないとは思いますが、時々遅い時間に吹雪き始めるのに頂上におられる方を時折見かけることがあります。厳しい冬山を侮ってはいけません。

 西日本側の地震、火山活動(2016/10/22 updated)
標題の件につきましては、このコーナーで何度も取り上げてまいりましたがかなり緊迫してきたのではないかと見られるふしがあります。鳥取県の地震は活断層による浅いものでありフォッサマグナの東には殆ど揺れが及んでいませんが、この地域の地下に強い歪みの力が掛かって耐えきれず起きたものです。過去に同様の地震で折しも10/23が越後川口付近を震源とし中越一帯に被害が及んだ新潟県中越地震からちょうど12年という一回りする日に当たります。これがあってから何年後にあの恐ろしい大震災があったでしょう?。「プレートの力から歪みが強いよ。まもなくかも」と我々に訴えかけているようにさえ見えます。太平洋プレートの移動速度はかなり速く5〜10cm/年と言われていたのですがあの東日本大震災の後、海嶺で引っかかっていた箍(たが)が外れたようにスピードが何倍にも上がったようです。それによって東日本では細かな地震は数多く発生していますが、今のところフォッサマグナの周辺を除き急激な動きはしばらくあまりないかも知れません。ただ、あるとすれば移動による摩擦熱で火山の噴火は十分あり得ます。
さてここで問題はというと、この太平洋プレートがその西にあるフィリピン海プレートを押す力が急激に強まったこと、そして押されたフィリピン海プレートが私たち西日本のあるユーラシアプレートを押していると言うことです。フィリピン海プレートがユーラシアプレートの下にもぐり込む南海トラフや西南海トラフの地震についてはご存知の通り、非常に高い確率で近い将来必ず起きると言われています。しかし太平洋プレートがそのフィリピン海プレートを押しているスピードが上がったことに注目している方は少ないようです。でも現実に、西の島新島の火山活動は激しくなっています。ここはその太平洋プレートとフィリピン海プレートの境界なのですがもし、ここでプレート境界地震が起きても揺れが届くことは少ないでしょうから「遠くのこと」としか見ていない方が殆どです。但し、それゆえに大変な津波になるでしょうから、その恐ろしさに無頓着になる方がもっと恐ろしいです。フィリピン海プレートの移動速度はこれまで4cm/年とされてきており、遅いから三陸沖よりは安全とされてきました。何が「安全」なのかさっぱりわかりませんし現在もそうかどうかは別として、間違いなく「危険度」は上がっていると思われます。
お願い:この記事はけっして「大災害が発生する」と予告するものではありません。日頃からこれらのことに絶えず目を向ける必要を訴えかけているもので、筆者は地震学者でも火山学者でもありませんので、詳しいことはそう言う方々の意見を伺ってください。

 ご利用時間帯を守ってください。(2016/10/16 updated)
JR9VQのご利用いただける時間帯は電源の都合で限られています。緊急に備え24時間電源を入れていますが、バッテリーがぎりぎりの状態で動作しています。特に深夜〜早朝の時間帯は非常に負担が重くなります。「緊急の場合」を除き、厳にご利用を避けていただきますようお願いします。

 サービスエリア情報(2016/10/16 updated)
JR9VQそのもののサービスエリア情報ではありませんが、社務所の方によるとFM東京がローカル局並に強烈に入っているそうです。JR9VQの1ワットと東京FMの10キロワットという電力の違いがあるにせよ都内でもローカル並の強さでかなり届いていたはずです。船橋や銚子から「この強烈なレピーターはどこにあるんですか」と問われたことがありました。今は亡き川崎のJH1WAH局が開局当時強力に届いていると仰っておられました。アンテナの修理にはしっかりと本腰を入れる必要があります。

 中継器の回復(2016/10/10 updated)
JR9VQのシステムそのものには異常は全くありませんでしたがバッテリーが極端に傷んでおり、電圧変動がひどくなっています。昨晩お休みをいただいて回復することができ、再開しますがご利用時間以外の時間帯にお使いになるとまた停止する恐れがあります。緊急に備えて24時間電源を入れていますが、ご利用時間やルールを守ってください。なお、立山山頂ライブカメラについても、続けられる限り続けます。

 中継器の停止(2016/10/09 updated)
JR9VQのシステムそのものには異常は全くありませんでしたがバッテリーが極端に傷んでおり、電圧低下が進んでもう停止に至ってしまいました。しばらくお休みをいただいて、回復することができれば再開します。緊急に備えて24時間電源を入れていましたが、ご利用時間やルールを守っていただけない方への対応に苦慮するところです。なお、立山山頂ライブカメラについては、続けられる限り続けます。

立山噴火説(2016/10/03 updated)
10/1〜2山じまいメンテナンスに行ってまいりました。巷では立山噴火説が騒がれています。以前のトピックスにも詳細を掲載したことがありましたが今回ふと気がついたことがあります。過去30年以上ずっとメンテナンスに通ってきましたが、吹き上げている水蒸気を含んだガスの量が、これだけ激しくなったと思ったのは初めてのような気がします。しかも、臭いが変わってきています。これまでの穏やかだった頃はH2S(硫化水素)の卵が腐った臭いだったのですが、今回は温度が極端に過熱してきたたのかSO2(二酸化硫黄)の突き刺すような臭いが強くなってきていました。
筆者は火山学者ではありませんので詳細は詳しい方にお譲りしますが、感覚的に何が起きてもおかしくない状態なのかも知れません。登られる場合は気象庁様のページで火山情報も確認された方がいいかもしれません。

メンテナンス(2016/10/02 updated)
今回行けなかったら山じまいすら出来ないことになってしまうため、10/01雨の中を強行登山しました。JR9VQのシステムには異常は全くありませんでした。しかし、調査をしていくとバッテリーが極端に傷んでおり、ひどいものは6.2V位しかありません。マナーを守っていただけない方々への呼びかけもして参りましたが、モラルの低い方への対策に苦慮しています。高い山の経験のある方ならばどんなにひどいものかご存知と思いますが、高い山の上での作業は空気も薄くたいへんです。10/02は久々のお天気に恵まれアンテナ周辺の外部作業を行いました。しかし、このあと神社の改装でヘリコプターでの荷揚げ荷下ろし作業のため高いアンテナを撤去するよう要請があり、マストのみになってしまいました。出力は1W未満相当になっているかも知れません。完全な復旧は来春以降になりますが、それでも、長野、弱いですが群馬、埼玉、都内、山梨方面には届いていると思われます。ご利用時間帯にはチャレンジしてみてください。

メンテナンス(2016/09/18 updated)
登山当日朝はそこそこの天気だったので、今日は外仕事もできるぞと勇んで行ったのですが、頂上に着いてもアンテナ周辺にはたくさんの参拝客があり、少し客足が減ったら行うこととして、食事を先にとって中の作業を進めていくことにしました。JR9VQのシステムには異常は全くありませんでした。ところがその間に天候は急変し、激しい風雨となりました。高い山の経験のある方ならばどんなにひどいものかご存知と思いますが、まさに山の天気です。この悪天候の下ではアンテナ周辺の外部作業は非常に危険で困難です。完全な復旧は来週以降、できない場合は来春となるかもしれません。

メンテナンス予定(2016/09/14 updated)
悪天候が続いておりますがこれ以上遅れることは許されないので、台風が近づいていますが、17〜19日には現状確認を行うこととしました。行けるかどうかわかりませんがチャレンジしてみます。その場で修理ができる部分は行いますが、完全な復旧はそれ以降もしくは来春となるかもしれません。

メンテナンスの遅れ(2016/08/21 updated)
ここのところ、悪天候が続いており朝のうちだけいい天気でそのあと急激な気象の変化が繰り返されています。台風が近づいてくると、まだ本州南方にあっても、もうかなりの影響があります。ボランティア活動の中で動いていますのでなかなかメンテナンスに行けませんので今しばらくご了承下さい。

滑落事故(2016/08/05 updated)
8月3日午後、立山の裏を流れる黒部川の源流、黒部五郎岳で滑落事故がありました。ここのところ、午後は雷を伴うような激しい気象の日が繰り返されています。午後の行動は大きな危険を伴い何かが起きても救助すら行けません。早出、早い到着の余裕を持った行動をお心掛け下さい。

梅雨明け(2016/07/18 updated)
気象台からはまだ発表はありませんが、立山では梅雨が明けたように見えます。天気図を見てもこれまで低気圧がいた場所は高気圧で、前線が消滅しています。今後「梅雨の戻り」というのはあるかも知れませんが、まずは明けたと思われます。とはいえ、「山の天気」と歌われるように(午後は特に)変わりやすいのは常識ですので寒気団などの状況を十分把握の上、余裕を持った行動をお心掛け下さい。

地震がありました(2016/06/25 updated)
本日(6/25) 13:50過ぎに地震がありました。富山県(西日本)側の揺れは大きくありませんでしたが、長野・新潟県(東日本)側の揺れはやや大きかったようです。フォッサマグナもプレート境界ですので目が離せません。

メンテナンス予定(2016/06/22 updated)
次回のメンテナンスは今週末6/25を予定しております。しかし、外部作業が中心ですので今(6/22現在)の見込みでは6/25の作業は不可能が確実ですので翌週以降へ順延します。

メンテナンス予定(2016/06/20 updated)
次回のメンテナンスは今週末6/25を予定しております。しかし、外部作業が中心のメンテナンスなので天候が悪いと不可能です。天気が悪いことがわかっている場合は登るのは無駄でありこの日に行うことをお約束するものではありません。残念ながら週間天気予報ではどうやら駄目なようです。


昨年5月(2016/05)までのTopicsはこちらです。

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