シンプレックス通信排除のお願い

434.12MHzにおける通信

JR9VQは超広域レピーター局です。超広域として全国から利用できますが、逆に全国のシンプレックス局から届いている妨害はその発信範囲も広大でたくさんの人に迷惑をかけています。大切な通信が妨害を受けアクセスできないなどの事態もおきています。
JR9VQの439.12MHz及びそのアップリンク周波数434.12MHzは、全国でただ1波指定された「無線の可能性を追求する大切な周波数」です。私たちは、その可能性を死守するために設備の保守に並々ならぬ莫大な労力を掛けてきております。この大切な資源は商用電源に頼らない、また全てのエリアを網羅する全国ただ1局の貴重なレピーターとして災害の多い昨今、各方面からも改めて注目されメンテナンスの要望も高まっています。東京都内もアンテナさえ整備いただけばもろにサービスエリアとして十分なサービスが可能です。

しかしながら、ここのところ無線というものをわからない心ない人たちが「アップリンク周波数が空いている」と言わんばかりに平気で使いはじめており、特にサービスエリアの一部である1エリアからのデジタルモードの心ない不法局が出ており、これにより他の2〜0に至る莫大な数の全ての局が被害を受けることになっています。

不法局に申し上げます。434MHz台はレピーターのアップリンク周波数です。空いている様に見えてもあなたに聞こえていないだけでレピーター局には届いているアップリンク電波があります。ラグチュー周波数ではありません。レピーターでモニターしていると0や1エリアの近い局やめちゃめちゃ強力な局もたくさん見受けられアップリンク周波数へは特に深刻です。この周波数に出てくる人たちはほとんどが不法無線局であり、注意してあげるか管理局へ通報して取り締まってもらいましょう。その為の電波使用料を払っているのですから。

最近では、かなり強力な434.12MHzでのデジタルモードでの不法局があり、特に1エリアはもろにJR9VQのサービスエリアであるためスケルチが開かないと言う被害に悩まされることもしばしば見受けられます。デジタルでの不法無線はモラルの低下をもたらすもので、特に局数の多い1エリアの方々には注意を促してください。

アマチュア無線にはマナーやモラルというものが必要です。「バンドプラン」というみんなで守ろうという約束事項があります。アマチュア無線の有資格者の中にも身勝手で他人に迷惑を掛けるのが平気なモラルの低い人もいらっしゃいますが、ほとんどの人が礼儀正しい優秀な方です。少なくとも自分のモラルは下げないようにしたいものです。

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